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さくらのVPS-CentOS8でMQTTBrokerを立てて、ラズパイからメッセージを送るまでを試す

 ·  ☕ 2 分で読めます

背景

セキュリティはガバガバで、とにかくVPSにBrockerを起動し、raspberry pi側からmosquitto送信クライアントコマンドであるmosquitto_pubが通るところまでを確認します。
CAT-M UNITでMQTTの通信を確認する前に、整った環境で導通するか確認したかったので実施しています。

事前準備

独自ドメインを割り当てているものとします。私は、スタードメインでドメインを取得しこちらを参考に設定しました。(※割り当てられていなくても問題ないと思われますが…)

OSのインストール

項目内容
OSインストール形式標準OS
インストールOSCentOS8 x86_64
スタートアップスクリプト利用利用しない
パケットフィルター設定利用する
サーバーへのSSHキー登録登録しない

パケットフィルター設定

mqttのポートを事前に開けておきます(利用しないを選択し、firewallなどで制御しても問題ないと思われます。)

  • SSH:TCP 22
  • カスタム:TCP 1883

さくらのVPSの初期設定

ネコでもわかる! さくらのVPS講座 ~第二回 サーバーをさわってみよう~を参考に、OSアップデートと一般ユーザー作成までを完了させます。

ユーザーにsudo権限を与える

is not in the sudoers file.This incident will be reported.となった時の対応方法を参考に、作成したユーザーにsudo権限を与えます。

[user@os-x]su
Password:
[root@os-x]sudo usermod -aG wheel user
[root@os-x]su user

mosquittoのインストール

How To Install and Secure the Mosquitto MQTT Messaging Broker on CentOS 7のstep1を参考にmosquittoをインストールします。

[user@os-x]sudo yum -y install epel-release
[user@os-x]sudo yum -y install mosquitto
[user@os-x]sudo systemctl start mosquitto
[user@os-x]sudo systemctl enable mosquitto

mosquittoでのMQTTのサブクスライブ

以下のコマンドで待ち構えておきます。

[user@os-x]mosquitto_sub -h localhost -t test

raspberry piでのmosquittoインストール

送信用にラズパイ等を用意し、mosquitto本体とclientをインストールします。

[user@raspi]sudo apt install mosquitto
[user@raspi]sudo apt install mosquitto-clients

raspberry piでのMQTTのパブリッシュ

同一topicでパブリッシュします。

[user@raspi]mosquitto_pub -h iot-tech-lab.com -t test -m "hoge"

結果

結果としては以下のような感じになりました。

  • raspberry pi 側
[user@raspi]mosquitto_pub -h iot-tech-lab.com -t test -m "hoge"
[user@raspi]mosquitto_pub -h iot-tech-lab.com -t test -m "hoge"
  • さくらのVPS(cent os側)
[user@os-x]mosquitto_sub -h localhost -t test
hoge
hoge
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mametarou963
著者
mametarou963
組込エンジニア