背景
社内の共用男子トイレ(小)の足元が汚れていることが多いです。
トイレにはよく見かける「一歩前へ ご協力をお願いします」のシールが貼られるようになりましたが、大きな改善は見られませんでした。公共のトイレもこのような話は少なくないと思います。
シールが貼られているにもかかわらず、なぜ汚くなるのかという議論の中で、以下のような結論になりました。
各人は、「トイレと距離が離れているな」と思ったら、「 一歩前には出るのですが、前の出方には個人差があり」あるいは「もう十分につめているから問題と考え」、トイレをこぼさない絶対距離までは詰めれていないかもしれない。
そこで男子トイレ(小)前に手軽におけて、絶対距離が離れている場合は、一歩前へ促し、
トイレをこぼさない絶対位置まで、前進を促すものをつくろうと考えました。
仕様
- 人(物体)がいない場合には何も表示されない
- 人(物体)がいるが、12cm(体感このくらい距離が詰めれていれば良いかなという距離です)より離れている場合は「イッポ→マエヘ」(赤色)を出して、一歩前に進むことを促す
- 人(物体)がいて、12cm以内に入っていれば「OK!」(青色)を出す。トイレをしてもらってよい
部品
- M5StickC
- M5Stack用ToF測距センサユニット
- M5StickC NeoFlash Hat
動作の様子
公共の男子トイレ(小)は動画化は難しかったため、紙で代用しています。
文字の「イッポマエヘ」の文字はtwitterでアイデアをいただきました
M5StickCのコード
ソースはこちら
備考
*本作品はもともと作りたいなーと思っていたところに、elchikaハードウェア作品投稿キャンペーン開催のタイミングが重なって制作に至りました。作品ページはこちら